こだわり
一張羅のこだわり
当店では毎日、播磨灘(瀬戸内)でとれた活きた穴子を仕入れております。
播磨灘は大きな河川がいくつも流れ込み潮流も早く栄養豊富な漁場となっております。
そこで育った「伝助穴子」は身が引き締まり脂がのっていて最高の穴子に育ちます。
ここで言う「伝助穴子」とは、通常穴子とは30~40㎝ / 200gほどのマアナゴのことを言いますが、この3~4倍ほどの播磨灘で捕れた雌のアナゴを伝助と呼びます。
名前の由来としては諸説ありますが昔、伝助穴子は骨が多く食べにくく、捨てられていた邪魔者でした。
そこから兵庫県の昔話に出てくる『大きくて役に立たない』伝助という、登場人物に由来するといわれております。
アナゴも近年漁獲量が減ってきており価格も高騰しております。
当店は本物のアナゴを召し上がっていただく為にオーダーをいただいてから調理しておりますので、少々お時間を頂きますが満足していただけると思います。
コリコリ触感の「穴子のお造り」是非一度召し上がってみてください。
穴子のうんちく
穴子は「梅雨穴子」や「夏穴子」と言われ7月~8月が一番美味しい時期です。
ウナギのように脂っこくなくアッサリしていてほんのりと甘みを感じるのが特徴です。冬の穴子は皮がいくらか硬くなり脂ものってきます。
瀬戸内の穴子はやわらかく淡白なのが特徴です。
穴子は夜行性で、昼間は海底に穴を掘って潜ったり岩穴に潜んでいることから「穴子」と名付けられました。また体の側面に規則正しく白い点々が並んでいて、これが棒秤の目盛りに似ていることから「はかりめ」とも呼ばれます。
穴子は高タンパクで動脈硬化を防ぐ効果があるEPA(エイコサぺンタエン酸)と言う脂質成分を多量に含み、目や皮膚の健康・味覚・聴覚の維持、夜盲症等に効果があります。また、ビタミンAはウナギほどではないですが、それでも普通の魚の100倍近くあり栄養面でも夏バテ防止に最適です。
穴子は他の魚と違い鮮度が命!!
オーダーが通ってから捌く一張羅の穴子のコリコリとした歯ごたえ、岩塩で食べると感じるほのかな甘み、今まで食べたことのない「穴子」を感じてください。
姫路の酒蔵
播州平野は酒米「山田錦」発祥の地であり、生産量が日本一です。
こちらのサイトで播磨地方の酒蔵をご紹介しております。
http://www.harima-sake.jp/
当店でも播州の日本酒を多数取り揃えております。
是非お食事とともにご賞味ください。
奥播磨(山廃純米)
安富町・下村酒造
八重垣(辛口)
林田町・ヤエガキ酒造
米のささやき
網干区・本田商店